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執筆者の写真staff M

国立政治大学 地政学部土地管理学科

更新日:2021年7月8日


台湾の大学を選んだ理由

1.語学の習得

2.日本の大学とは違った環境(良い意味で)

3.自分のより勉強したいことを勉強できると感じたから

4.異文化を体感したかったから

この4点が台湾の大学を選んだ理由です。しかしこのような目標たちも、来て早一ヶ月というところで、そこまで考える余裕は無くなってしまいます。まずぼくの場合は、初めての留学ということもあり、すでに先輩たちがたくさんいるとは言えども、心配なことや慣れないことがたくさんあります。そうこうしてるうちに、授業はすぐ始まり、気づけばレポートや報告の準備、予習復習に追われる日々が続きます。正直、日本のころ抱いていたような生活とは程遠い生活です。忙しいながらも充実した時間を過ごすことを目標でしたが、そこまで頭を回す余裕はぼくにはなかったようです。しかも1年生で1ヶ月目のぼくがそう感じるので、もしかしたら今後もっともっと大変になるかもしれません。自分は、そこの覚悟をある程度して台湾に来たつもりなのでまだ大丈夫ですが、もし悩んでるようなら、早めに先輩たちに相談するか、先生たちに相談して、しっかりとした覚悟を持って台湾へ飛び立つことを強くおすすめします。心が折れても、簡単に逃げ場を見つけるのは本当に難しいと思います。


日本にいるうちにやっておけばよかったこと

 何より大切だなと感じるのは英語の勉強です。ではなぜ台湾に来るのに英語なのか。先輩たちや先生たちに、英語は勉強しておくべきと言われても、台湾は中国語だから、最悪中国語さえできればどうにかなると、自分自身も考えてました。しかし実際は違います。たしかに中国語だけでも生活に支障はありません。また学部、学科によって差異はありますが、中国語で行われるクラスだけでも十分卒業単位を取得することは可能です。しかし問題は、いくら名目上は中国語で授業が行われるとはいえど、先生が突然英語でPPTを作ったり、参考文献が英語しかなかったり、教科書が英語だけだったりすることがあります。たしかにゆっくり読めば十分に理解できるかもしれないですが、長い英語の文章を瞬時に読み聞きし中国語に変換をするというのは結構大変だし、英語の問題で時間を使うというのは非常に勿体無いと思います。なぜならその時間を、少しでも自分のフリータイムに使ったほうが有意義だからです。もし今、英語があまり得意でないのなら、今からでも間に合うので英語の勉強も並行して行うべきだと思います。本当にそうするべきです。個人的な感想ですが、台湾人は基本的に英語も流暢なので、コミュニケーションをとる時なども必ず役に立つと思います。というより役に立ちます。大学申請の時にも英語の成績があるとないでは圧倒的に違います。中国語と同等か、学校によってはそれ以上かもしれないです。

また、自分の行きたい学科が定まったら、ゆっくりでいいので日本語で予習をするべきだと思います。中国語でいきなり専門用語を聞くのと、日本語で聞いたことある言葉を中国語に置き換えるのでは、全然違います。これもぼくの経験で、実際すでに苦労と後悔をしています。もちろん、中国語や英語の語学を優先して、片手間程度にやるぐらいでいいと思います。それだけで全然違うと思います。(※統計学、微積分等数学は、早くから真剣にやらないとしんどいかもしれません。)


後輩達へ

 毎日高校があって、へとへとになって中国語を勉強するのは、本当に大変だと思います。またなかなかやる気も起きないかもしれません。時には日本の大学のほうがよかったなと思うこともあるかもしれません。ぼくはそれも一つの考え方としてアリだと思いますし、無理して台湾の大学に行くのであれば、もっと自分がやりたいことに進むというのも一つの選択肢だと思います。

実のところを言うと、真剣に1年半中国語を勉強して台湾に行っても、最初は面を食らいます。どういうことかというと、1年~1年半では、大学の授業についていくのは相当大変です。こればかりは、正直人間の限界のような気もします。けれどもそこで諦めている時間はありません。先生を頼ったり、友達を頼ってどうにかしていくしかないのです。

先輩たちは台灣大学、師範大学など、台湾の素晴らしい大学に進学されています。だから自分たちもいけるんだという安心感がどこか生まれてしまいがちです。しかしながら、先輩方はみな必死に勉強して、その結果に見合った結果を出しているのだと考えます。経験談ですが、自分はいくつかの国立大学に申請しましたが、結果を出せたのは半分以下だったと思います。なので、どうか先輩方の華やかな実績に惑わされることなく、自分自身を信じ目標を失うことなく、中国語学習を頑張ってください。また当然ですが、良い大学の学生や先生たちは、それなりのプライドや意識を持って勉強しています。それに負けないように、ぜひ自分自身に自信を持ってください。

2016/10/05

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