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  • 執筆者の写真staff M

国立台湾藝術大学 工芸デザイン学科

更新日:2021年7月8日


○台湾の大学に入ってよかったこと

中国語で勉強するのが面白いこと。日本語で言われても聞き流すようなことを、中国語で言われると、新しい発見をしたように頭に入ってくるところ。同じ内容でもひっかかる部分が違うところが面白く、これが視野が広がるという意味なのかなと思います。あと、日本の大学に行っていたらできなかった経験や出会えなかった人に会えたのがよかったです。


○何故その大学に入ったか?

学科が魅力的だったから。私は美術系の大学しか行く気がなくて、でもその中で四年間何を学んで何を得るかについてずっと悩んでました。この大学には唯一工芸デザイン学科というものづくりの技術を学ぶ学科があります。もちろん好きなことが手工芸だというのもありますが、実の1番の理由は、もし語学が十分に身につかなくても、もし座学の授業内容がわからなく大切なことを聞き逃していたとしても、最低限のものづくりの技術だけは残るだろうと考えたからです。大学に入って、語学以外に実践的に身につくものがある学科だと安心できるし、どれに失敗したとしても、その技術を売ったりしながら将来なんとか生きていけるかな、という考えのもと、芸術大学が第一志望になりました。



○実際大学に入って、イメージと違ったりしたか?

思ったよりサポートが手厚く、先生も親切だったこと。留学生が少ない学校なので期待はしていませんでしたが、国際事務所の人も優しく親身になってくれました。困ったら大きな問題になる前に遠慮なく質問するのがいいと思います。


○台湾に来てから苦労したこと

語学力。知らない単語が多すぎて、毎日の会話の内容が、「暑いね、お腹すいた、宿題何?」程度しかできなかったこと。内容の濃い話をしようとすると伝わらなかったり聞き返したり大変なので、疲れているときは簡単な会話しかしたくなくなります。それと相手の言っている単語が理解できず、二言に一回くらいのペースで、それどういう意味?って聞いて話が前に進まないこと。申し訳なくなります。あと年配の先生の講義内容が全く入ってこないこと。台湾語を使われるともう全くわかりません。



○後悔したこと

文房具や生活用品の名前など簡単な単語を覚えてなかったこと。最初の布団などの生活用品を買いに行く時や、〇〇貸して、などいちばんよく使われるくせにそれすら知らないのはとても困りました。一年以上勉強してるのになんで知らないんだろう、となります。文法も大切ですが、基本的な単語を身につけるのはそれよりもっと大切なことだと思います。


○一年前の自分は何をしていたか

高校の卒業制作をしていました。全く作り終わらず塾(台湾留学JP)も休みがちで中国語にもあまり手をつけてませんでした。時間がないならないなりに、台湾の映画などを夕飯の時に見るとかしてリスニングを鍛えておけばよかったです。あと、みんな日本のアニメや芸能人のことについて話してくれるのに、私が台湾のことを何も知らないと申し訳なくなるし、なんで台湾に来たんだろうとなります。台湾の映画はいい作品が多いと思うので、見ておいて損はないと思います。

2018/01/21

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