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  • 執筆者の写真staff M

国立台湾師範大学 華語文教学科 卒業

更新日:2021年7月8日

あなたにとって台湾留学はどのようなものでしょうか?

まず、自分の成長を感じることができた有意義な時間だった。自分から手を伸ばして機会を掴まないと退屈な時間にしかならなかった留学生活を積極的に色々なイベントや活動に参加することにより、中国語の向上だけでなく、人として様々な進歩を感じることができた。また、より自由な時間を作り出すことができ、将来に向けての構想を自分の中で作り上げることができ、それに向けて自分が何をするべきなのかをより深く考えることができた気がする。この4年間、台湾の大学で過ごしたということはこれからの人生の中で間違いなく成長の糧になるし、色々な物事に挑戦する際の原動力になると思う。今は台湾留学を選択したことは正しい道だったと思っている。


あなたにとって台湾留学の良いところは?悪いところは?

日本の大学では得られない様な様々なスキルや能力を身に付けられる他、海外と言う土地を活かし、日本では体験できない事柄に触れる機会が多く、それを通し、より人として成長できる。また、留学生も多く、学校、学科に依ってはより多くの異文化交流を図れるのではないだろうか。他には、台湾の大学で4年間過ごしたという達成感は日本の大学では味わえない快感かもしれない。ただ、就活に関しては、日本での就職を考えている場合、卒業時期のズレや、情報収集のネットワークの狭さ、OBOG訪問やES添削など日本の大学生と同時期に始めたときに大幅に遅れがある。中国語を学ぶことは確かに就職に関して言えば有利かもしれないが、就活に関して言えば台湾留学は欠点かもしれない。


台湾で得た経験、学んだものはどのように将来に活かしたいですか。

学科自体、世界各国からの留学生だけが在籍できるということもあり、また、課外活動において、様々な年代の方々との交流を通し、自分が将来何をしたいのか、どうなるべきかをとても考えさせられた。特に系学会での活動では今まで体験したことのないような人間関係の衝突を経験し、それを通じ、より人と人との関わりを大事にしようと思うようになった。元来、人と関わる仕事がしたいと思っていた私ですが、この4年間の台湾留学を通し、その夢をより鮮明に見ることができた。これからは5年間築き上げてきた中国語能力を使うのもちろん、大学在学中に体験したことを糧にし、より世界に目を向けて人と人との関わりを大事にし、すこしでも社会に役立つような仕事をしたいと思っている。


台湾留学をしたい後輩へのアドバイスをお願いします。

まず初めに、台湾留学はそんなに簡単ではないということ。もしかしたら、先輩方が卒業してるし私も余裕でできるのでは、と思っている後輩もいるかもしれないが、それは違う。台湾生活を楽しみながらも、それぞれにもがき苦しみながら卒業という目標に向かって努力をしている。だから覚悟をもって、台湾留学を楽しみつつ、頑張ってください。ただ、台湾留学を経験し、卒業証書を手にした時の達成感は恐らく何にも替えがたいものだと思います。沢山の困難や壁にぶち当たると思いますが、諦めずに頑張ってください。それと個人的に一点。先輩の顔を汚さないように。私の先輩方が作ってくださった台湾留学という選択肢であることを忘れないようにしてください。先輩がいたからこそ台湾留学という道が拓けていることを。私からの願いはこれだけです。




2018/07/11

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